

約20年前に地元の友人3人で姫路で開催した展覧会のタイトル、「連なる山、三つの湧き水スポット」。
なぜこの3人で展覧会をやるのか、いろいろ相談して考えたタイトルでした。
ぼくは「地下水脈」を提案したけど、重すぎるとの意見で却下。でも面白い言い換えになった。
生まれた場所で物|事田疇を開こうと考えたのは、このタイトルを考えた時からぼんやりと導かれていたと今となっては思う。
連なる山塊で、湧き水を探り、思索していく、そのゆるやかな連帯が、めまぐるしく流れる世界に日常に、頼りなくも瀬に立てた棒きれのように作用していくんじゃないんかいな、とそんな夢を見ている。
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連なる山、3つの湧き水スポット Ⅱ
連なる山塊で、それぞれの道筋を歩き、湧き水を探る。
稜線の向うに見える人影、等高線の波。
ひょんな出会いに立ち話、交差する道。
その風景。
春名 大輔 古物
島本 契司 陶・木
小西 光裕 金属
会期 2025.4.19(sat)-29(fri)
開廊日 4/19.20.25.26.27.28.29
開廊時間 11:00-16:00
於 物|事田疇
春名 大輔 古物
1982年兵庫県宍粟市生まれ。
現在京都にて、「造園やぶのはな」と言う屋号で造園業を営んでおります。傍ら古道具蒐集を。道具たちが様々な人や時間を経て、自分の所に辿りついてくれる愛おしさが溜まらんです。




関連企画 「連なるブレンド」 吉岡 博士 珈琲豆焙煎
前回の「連なる山、3つの湧き水スポット」に参加してくれた宍粟市出身の吉岡博士。
現在は、ラオスはビエンチャンでcafe angoを営む。
絵筆から焙煎機へ持ち替えた現在、ラオス産の豆で展覧会用に焙煎してくれました。
会場にて販売いたします。
連なるブレンド
・焙煎度 中深煎り
・品種 ティピカ、ゲイシャ
・精製方法 ウォッシュド、アナエロビック・ナチュラル
・産地情報 ラオス チャンパーサック県パクソン郡のボラヴェン高原産 標高 約1200m





「棒と容器」
吉岡正樹 展
庭師・アーボリスト・樹木医・木工家として活動する吉岡正樹氏の個展を開催いたします。
自ら切り倒した樹木を用いて制作した刳り物などの木工作品をはじめ、樹木を中心に据えた多岐にわたる活動をご紹介いたします。
会期中、会場にて裏山で伐採した桧を材とした「ゴッホの椅子」の実制作を行います。
会期:11月26日(土)から12月4日(日)まで
(11/29.30 12/1はメールにて要予約)
開場時間:10:00ー16:00
於 物|事 田疇 宍粟市山崎町上牧谷713
関連企画
1 「サササ と木」
宍粟市で薬膳茶を作るサササのお二人に、吉岡が扱う【木】をテーマに在廊していただきます。是非お楽しみに。11/27終日
2
ドローナイフとシェービングホースでチョッピングスツールを作ろう
12月10、11日(土・日)の2回開催。10AM-4PM 5時間。参加費6千円。
各回定員6名。対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
アトリエ田疇造形教室にて。11/11よりサイトにて予約開始。

OZAKI
exhibition/2021
2021.12.3(FRI)-12.12(SUN)
7・8・9(火水木)は休廊
open 10:00 - close 16:00

2021年の1年を通し5カ所の開催地で行ってきた個展
いよいよ最後の会場での開催となります
物|事 田疇での展示テーマは
「ボタンを身につける」
OZAKIの原点でもあるこのテーマを
今回初めて製作に用いた「糸ボタン」を使ったアイテムを中心に
これまでの作品と共に展示販売をさせていただきます
OZAKI 尾崎郁子
※在廊日3日と12日は終日。以外は13時ころから在廊予定

千々岩孝道 Kodo Chijiiwa
Solo exhibition
流動との対話 -Dialogue with flow-
2021.10.23(sat)-2021.11.14(sun)
10:00-16:00
作家在廊日10/23
開廊日 土・日・月
於 物|事 田疇
屋久島を拠点に世界で活動する写真家、千々岩孝道。
カメラを手に、厳しい自然の中において対峙と同化のあわいで思考する。
いわゆる風景写真ではない作品を前に、それぞれの土地の見慣れていたはずの
風景を、あらためて捉え直す契機にと考えて、開催をお願いしました。
関連企画
千々岩孝道「瞬刻のタブロー | -Twinkling tableau-」
11:30-17:00 月火水 休
2020年1月より約2週間、兵庫県姫路市的形に位置する Art space M1997 に滞在し作品を制作した作品を展示しております。

普通で自然な建築 美しい普通はあるのか?
神家昭雄建築研究室
このたび、設計させて頂いたギャラリーにて建築展をする運びとなりました。
ここに展示している住宅は、美しい普通を求め、人の心理や行動から発想し、
普通で地味なことの積み重ねの先に生まれたものです。
コロナ禍で多くの人が普通という価値に気づき始めています。
終息が見えない中ではありますが足をお運びください。
会期 9月25日(土) − 10月10日(日)
会場 物|事 田疇
開廊日 金土日 以外の曜日はメールにてご予約下さい。
開廊時間 10時から16時
神家 昭雄
1953 岡山市生まれ
1974 国立明石工業高等専門学校建築学科卒業
1987 PLUS建築研究所設立
1994 神家昭雄建築研究室に改称
明石工業高等専門学校建築学科、武庫川女子大学建学科 非常勤講師
黒の家

2段の水平な屋根の奥に切妻屋根を見る


水田の風景を室内に取り込む居間
玄関土間は西日を受けて光のモザイクが空間を彩る
西植田の家
