物|事田疇 漢方茶について

 

物|事田疇から谷筋をかえて北へ40分、宍粟市一宮町繁盛の旧幼稚園を活用し、漢方茶をはじめとして植物、花、装身具、洋服等の

さまざなな活動をされている「サササ」。自然の多い場所で暮らし、その環境でのモノづくりを目指して昨年移住されてきました。

多様なブレンド茶を軸に、季節折々の宍粟市産の原料を使った「暦の茶」も作られています。

夏に、そうした活動の一環としてサササが主催した葛糸ワークショップに参加しました。こちらです、と教えてもらった葛は、

どこにでもある雑草でした。

鍋で煮て柔らかくした葛の繊維を、川で無心にほぐしていると、次第に半透明の美しい繊維が現れてきました。

作業を終え屈めた腰を伸ばして見上げた風景は、少し前と違っていました。

その時、いま私は何かを経験して、何かが作用した、という感触を得ました。

美術や音楽、文学と同様に立ち上がってくる風景、作用。

サササさんは表現者なのだ、と感じました。

物事田疇は、一見関係のないAとBを結ぶ畦道のようなものとして機能したいと考え、そこから新たな風景が立ち上がるような空間と経験を目指して、まさに畦道という意味の田疇としました。そうした経緯やコンセプトをお伝えして、彼らが解釈した漢方茶を飲む

経験をしてみたいと思い、今回お願いした次第です。ぜひ、一度お召し上がりいただければ幸いです。

 

                                                    物|事 田疇

前回もご好評を承りましたサササ さんの漢方茶ですが、
今回も春の漢方茶としてブレンドしていただきました。

桜も満開になり、ストーブもそろそろお終いです。
春の陽光に、冬の間に縮こまった体が次第にほぐれていきます。
しかし、新年度が始まるなか寒暖差や花粉症なども重なり、気怠さを感じることも

多いように感じます。
今回は桑の葉、菊の花、茴香、茉莉花茶のブレンドとなっております。
一編の詩を味わうように、春の田疇茶でご一服はいかがでしょうか。

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今回は香りが主役です。
田疇さんの他分野が混ざり合あうようなイメージで、
地元宍粟の桑の葉の素朴な香りと、スパイシーな茴香(ういきょう)の香り、

さらに沖縄でもよく飲まれる茉莉花茶(ジャスミン茶)の香りが合わさった

ブレンド茶です。
春らしく「肝」を補う菊の花も添えた春の田疇漢方茶です。

サササ
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おかげさまで売り切れました。
ご愛飲いただき誠にありがとうございました。


イメージは物|事 田疇さんの空間コンセプトである「架け橋」

異なる分野をつなぎ合わせる空間でありたい

 

そんなイメージを漢方茶に落とし込みました

 

地元、宍粟市産の”蓬(よもぎ)”と”桑の葉”

二人がかつて住んだ沖縄、そこに自生する中国を原産地とした”桂皮”

中国でつくられる紅茶”祁門紅茶”

 

本来同じ土地では育ちにくいものたち

原産地や生産地が異なるものたちを

漢方茶を「架け橋」としてブレンドしました

 

それぞれの香り、コク、味がうまく調和しただけでなく、

この季節に合うように、生薬による体をあたためる効果も期待できます

 

物事|田疇さんの空間とともに味わっていただきたい漢方茶です

 

 

サササ

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